Archive for 9月, 2012

国慶節期間に上海市内は8日連続のライトアップへ

  間もなくやってくる中秋節と国慶節の連休だが、上海市内では街の夜の景観を他の住んでもらおうと8日間連続のライトアップを実施すると東方早報が伝えている。
 上海市当局の発表によれば、9月29日から10月6日までの国慶節期間中の毎日18時30分~23時まで、上海市の都市部のおいてライトアップが行われ、ビルの窓照明、屋外広告、高架道路の橋脚照明など市内の主要地点が灯りで彩られるとしている。

140箇所の国内観光地で国慶節期間に値下げ

    中国国家認定4A級以上の観光地の入場料などが、今度の中秋節・国慶節連休期間は値下げされることになったと東方早報が伝えている。
 国内の多くの観光施設が振るわない中、先日21日に北京野生動物園や安徽省の徽州古城など国内80地点の施設入場料などの平均37%の値下げが発表されたが、国家発展改革委員会の関係者によれば観光地の値下げ幅などがまだまだ不足しているとして、今回の連休前に更なる追加値下げが行われることになった。
 今回の値下げ第二弾により、国内主要観光施設と広東省・雲南省の観光施設の値下げが重点的に下げられ、第一弾と合わせて5A級13カ所、4A級140箇所前後が値下げの対象となったとのこと。

中秋節国節節期間のマイカーの上海の高速道路は無料

        今月末から始まる中秋節と国慶節の連休期間中、マイカーなど小型車について上海の高速道路の通行料金が無料になると時代報が伝えている。
 通行料が無料になるのは座席数が7席以下の小型車で、9月30日の午前0時から10月7日の24時まで料金所の出口基準で無料となる。 対象となる車は高速道路の入り口で無料カードを受け取り、出口でカードを渡すが通行料は無料となり、ETC装備車はノンストップで無料扱いが受けられという。
 この連休期間中は普段より4割以上通行量が増えると見られる。

中国航空各社が日本路線を縮小へ、ツアー中止などで旅客減少

  今回の尖閣諸島の問題が、中国と日本を結ぶ航空各社にも大きな影を落としていると東方早報が伝えている。
 中国東方航空よれば来月10月18日に予定されていた上海―仙台間の路線の就航について、旅客数の不足が予想されることから運行開始を延期すると発表した。
 また中国南方航空も昨日、日本便の縮小を検討すると発表していて、広州―大阪線を縮小するほか、北京―大連―富山線についても順次縮小の傾向だという。
 また日系の航空会社についても、全日空では今年9月から11月の間の中国便の18800席分がキャンセルになったとしていて、これに伴う受入側の中国の旅行社でもキャンセルが相次いているという。
 このほか、吉祥航空が今週から就航を予定していた上海―沖縄線について就航開始を11月に延期していたほか、春秋航空が運行していた鳥取へのプログラムチャーター便も全て中止となったとしている。

国慶節連休、上海周辺の鉄道のピークは9月30日

 中秋節・国慶節と続く長期休暇の鉄道輸送状況予想について、ピークは9月30日だと上海熱線が伝えている。
 昨日上海駅が発表した長期連休中の輸送計画によれば、駅では9月27日から10月7日までの間に266.2万人の利用客があると予想しており、このうちピークが予想されるのは9月30日で、この日だけで上海の3駅あわせて34万人の利用客があると見込んでいる。
 これに対して、駅及び鉄道部では特別体制を取り、臨時列車の運行を行なうほかネット予約の利用客に対して専用の切符受け取り窓口を設けて対応するとしている。

上海路線バス926系統でWIFIテスト実施へ

       上海市内を走る路線バス内でWIFI回線テストが始まったと文新専媒が伝えている。
上海の大手バス運行会社である巴士グループによれば、中国電信上海とバス内WIFI化の共同プロジェクトをこれまで進めてきたが、このたび技術的・設備的な点で目途が立ったため上海市内を走る926系統の車両1台を使ってテスト運用を開始したとしている。
 ただし、これは車両の営業中には行われず車両運用の合間を縫ってテストが行われる模様で、今のところ一般乗客がWIFI回線を使ってネット接続できる状態にはなっていないようだ。
 実際にいつにどこでバス車内のWIFIサービスが行われるかについてはまだ決定していないとしている。

国慶節連休に上海世紀公園で花火大会

   中秋節・国慶節連休に上海市内の世紀公園で恒例となった上海国際音楽花火フェスティバルが実施されると東方早報が伝えている。
 組織委員会によれば第13回上海国際音楽花火フェスティバルは9月30日、10月3日、10月6日の計3日間、上海市内の世紀公園で実施され、カナダ、中国、ポーランド、フランス、イタリアの、ベルギーなどから参加を得て各花火団体によるパフォーマンスが実施される。
 入場料は座席券が260元、立見席が70元、身長1.3メートル以下の子供は無料となるとのこと。
 なおチケットは本日より各チケット予約サイトなどで発売される。

中国南方航空が4機目のA380を広州ー上海線へ投入

      中国南方航空が同社4機目となる仏エアバス社のA380型旅客機を9月16日から広州―上海浦東線に投入することになったと文新専媒が伝えている。
 中国南方航空によれば、同社4機目となる世界最大の定員数を誇るA380機が9月15日に納入されるため、翌9月16日から広州―上海浦東線に毎日一往復投入することになったとしている。
 今回の広州―上海浦東線には一般旅客機同様の割引運賃が適用される予定で、昨年A380が北京―上海線に投入された時のような値引きしないという営業戦略は取らず、片道693元程度(税別)の通常の価格設定が行われるとしている。

薬局での風邪薬購入には身分証明証の提示が必要に

 上海の一部の薬局では今後新康泰克(コンタック)や泰諾(タイノール)と一般の風邪薬の購入の際に、購入量の制限を受けたり身分証明書(外国人はパスポート)の提示が必要になると東方早報が伝えている。
 最近国家食品薬品監督管理局から出された通知によると、薬品一包装あたりのエフェドリンの含有量を抑制することが求められ、併せてこれらを販売製造する企業に対して、購入者の身分証明書を確認することが求められることになった。
 上海市薬監局流通処によれば、上海では既に市販薬局店に対してエフェドリンを含む薬を2瓶以上販売する際には身分証明書の提示を求めることになっていたが、強制ではなく大量購入などの異常が発見された場合に公安当局へ報告される程度の注意に留まっていた。 上海市では国家規定に基づき2008年から各薬局に対して薬物の購入は同一種最大5箱までと定められ、実際大部分の薬局では2箱以上の購入の際は身分証明書の提示が求められているという。
 このような購入制限を受ける背景にはエフェドリンが麻薬の原料となり悪用されるケースがあるからだとしている。

キャセイ・香港ドラゴンの航空会社がフカヒレの輸送を停止へ

  キャセイパシフィック航空とその姉妹会社である香港ドラゴン航空が今後、フカヒレを含めたサメとサメの関連製品を輸送しないことを決めたと中国新聞網が伝えている。
 今回この両航空会社が輸送停止を決めたことにより、香港から大陸へフカヒレを輸送する手段の大部分が失われることになったとしている。
 キャセイパシフィック航空では現在フカヒレをどのくらい輸送しているかについて明らかにしていないが、この措置が航空会社に与える影響は極めて小さいとのこと。
 関係者によれば、現在フカヒレの採取のためにサメたちが残酷な被害にあっていることが科学的に証明されており、フカヒレの輸送に協力することはキャセイパシフィック航空の今後の発展の方向に符合しないとして今回の新方針を決めたとしている。