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上海ー寧波間は時間が半分に短縮も運賃は1.5倍に

  7月1日に開通する杭州―寧波間の杭甬高速鉄道の切符が昨日から発売になったが、塘ったつ時間はこれまでの半分になったものの運賃は1.5倍になったと上海熱線が伝えている。
 報道によると杭甬高速鉄道は最高時速350キロの規格で路線設計が行われているが、開業当初は安全を考慮し最高時速300キロを限度に運行が行われるとのことで、上海―寧波間はこれまで3時間あまりかかっていたものが約半減され100分ほどで結ばれることになるとしている。
 ただし、この新路線開通によりこれまでDで始まる列車番号の動車組と呼ばれる最高時速250キロの車両で運行されていたものが、Gで始まる最高時速300キロの列車に置き換えることになるため、運賃も合わせて値上げされることになるという。
 具体的には上海―寧波間はこれまでDタイプの列車の2等席で97.5元だったが、7月1日からはGタイプの列車の2等席で146.5元となり、ほぼ1.5倍に跳ね上がっているとのこと。
 この大幅な値上げに対してネットユーザからは、高速鉄道によって都市間の時間距離が縮まることは素晴らしいことだが、急がない時は1時間余分にかかってもいいから49元を節約したいこともあり、Dタイプの運賃の安い列車を多く残してほしいとの声が上がっている