Archive for 1月, 2010

上海万博展示館、最大2割間に合わない可能性が・・・

【上海時事】が報じるには、5月1日の上海国際博覧会(上海万博)開幕まで残すところ3カ月に迫った。しかし、外国や企業の展示パビリオン建設の遅れが目立ち、事務局幹部からは「1~2割は開幕に間に合わないかもしれない」と弱音が漏れる。2月中旬には出稼ぎ労働者の多くが帰省する春節(旧正月)休暇も控え、大幅な挽回(ばんかい)は難しい情勢だ。
 

 上海万博には過去最多の242カ国・国際機関が参加し、このうち42カ国が自前でパビリオンを建設。昨年末に内装作業に入った日本館は先頭グループだが、10館が未完成。これ以外に、米コカ・コーラなど企業18社・グループと、ロンドンなど約30都市が個別に展示館を建設中だ。
 

 1月22日に外国メディアを招いた会場視察では、主要施設「万博ロード」の竣工(しゅんこう)式を取材させる一方、むき出しの鉄骨が残る外国館エリアはバスで素通り。企業館エリアでは、担当者が2館の実名を挙げて作業の遅れに懸念を示した。
 

 同16日に会場を視察した胡錦濤国家主席は「工事を急げ」と指示。事務局も現場労働者に春節休暇の短縮を要請した。しかし、現場で話を聞いた江蘇省出身の男性は「日給100元(約1300円)は魅力だが、年に1度だからゆっくり帰る」と意に介さない様子。やはり、労働者にとっては年に一度、故郷で過ごす時期なだけになかなか難しい事でしょうね。 

中国ラグジュアリー都市、上海が1位に

上海 外灘夜景 ② 2010年1月、中国紙・人民日報はインターネット調査と専門家へのアンケートを経て、中国国内の「10大ラグジュアリー都市」を選出した。有名高級ブランドの進出店舗数などが審査基準という。重慶晩報の29日付の報道から。

 順位と選出理由は以下の通り。

 

 1位・上海市

高級ブランドの出店数最多。店舗数だけでなく、その分布エリアも広い。とくにクラシックな欧風建築が立ち並ぶバンド(外灘)エリアは世界に誇るブランド店集積地である。

 

2位・北京市

高級ブランドの出店数ではやや劣るが、そこはやはり一国の首都。一流ラグジュアリー都市であることには変わりない。

 

3位・杭州市(浙江省)

風光明媚な西湖の湖畔に広がる優美な高級店舗エリア・湖濱国際名品街が見どころ。服飾・皮革製品・家具・化粧品などが揃う。

 

4位・広州市(広東省)

麗柏広場、友誼商場など全国に名だたる高級デパートが揃っている。

 

5位・深セン市(広東省)

高級家具のブランドで全国TOP3に数えられる都市。

 

6位・成都市(四川省)

西部を代表するファッションの発信地。

 

 7位・重慶市

成都市に並んで西部のトレンドをけん引する都市。

 

 8位・青島市(山東省)

近年、急速に市場を広げ、ブランド店の招致に成功している都市。

 

9位・西安市(陝西省)

今後発展する潜在力を秘めた都市。西部で成都、重慶に続くと予想される。

 

10位・大連市(遼寧省)

国内では中小都市に位置づけられている大連だが、国際的な高級店の出店数は大都市に負けていない。中でもエルメスの路面店は話題に。

 

そんな魅力ある中国各都市へのご旅行や出張は、当社へご相談くださいね~。

電気自動車を300台まで追加導入へ-北京

 ハイブリッドバスの走行距離100キロ当たりの燃費は、同クラスのディーゼルバスと比べ20%以上少ない。北京市は現在、100台の電気自動車と870台のハイブリッドカーを保有しており、2010年は新エネルギーバスを追加導入し、電気自動車を300台まで増やす方針だ。チャイナネットが報じた。

 新エネルギー車は、電力またはハイブリッド動力システムが採用される予定で、環境汚染を減らすことができると期待されている。

中国人から見た日本とは?

日本は安い!?中国人観光客が日本で買うものとは?

 2010年1月19日、中国のブログサイト・新浪博客に「中国人観光客に人気のある日本の商品」を紹介した記事が掲載された。

 世界同時不況や新型インフルエンザなどの影響で訪日外国人の減少が続く中、唯一のプラス成長を続けているのが中国人観光客。来日目的のトップは「ショッピング」だというが、一体どんなものを買っているのだろうか?記事は、「人気商品ベスト8」を挙げた。

①、ルイ・ヴィトンとグッチ
―香港でも売っているが、値段が高い。日本で買うのが“ツウ”だ。
②、オメガ
―スイスの高級時計。こちらも日本で買った方が安い。
③、バーバリー
―日本の方がラインナップ豊富でしかも安い。ハンカチは日本でしか買えない。
④、雪肌精(資生堂)
―人気のコスメ。中国でも売っているが日本の方が安い。
⑤、ファンケルの化粧品
―人気ナンバーワン。中国と比べて3分1から2分の1の値段で買える。
⑥、DHCの健康食品とサプリメント
―中国より種類が断然豊富。ダイエット食品が特に人気。
⑦、ビューティーン(ホーユー)
―人気のヘアカラー。
⑧、メイド・イン・ジャパンのストッキング
―日本製は丈夫で長持ち。ここ数年、愛用者が増えている。

 日本人から見た感覚との違いが出ていますね。我々、旅行業者も中国の方をお迎えするべく努めておりますが、やはり日本からのお客様も大勢お連れしたいものです。

 双方、ご相談ください。

ゴルフファン必見情報!

海南島ミッションヒルズ火山岩ゴルフ場オープン予定

 「海南島ミッションヒルズ火山岩ゴルフ場」は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・アイルランド・タイ・マレーシアなど50ヶ国の有名なデザイナーが設計した各種風格と効能のあるゴルフ場です。深圳のミッションヒルズよりも格上のコースだそうです。

 1月31日にミッションヒルズのAコースがオープンする予定です。このコースは全18ホール。「海南ミッションヒルズ火山岩ゴルフ場」の代表的なコースで、これからもワールドカップの会場となるでしょう。1月31日~2月28日にかけて、スペシャル料金でお試し営業致します。

 当ゴルフ場の1ホールと10ホールでは、火山岩・天然レイシ林・パラミツの木・バナナの木および特色火山石の家が見えます。5ホールでは、海口火山口を眺められます。7ホールでは、カートで古民居を通り、独特な設計で偶にリースが石壁で飛んでいる姿も目に入ります。18ホールのテイーグランドの下には天然な火山岩湿地があり、人工湖の岸では火山岩と大きな天然石が敷いてあり、とても独特な景色を楽しめます。Aコースは世界でも珍しい、火山岩全景風貌のある素晴しいコースです。

 ゴルフ場のスペシャル料金は、下記の通りです:

期間:1月31日~2月28日 (RMB/元)

項目

ノーマル料金

   8名以上スペシャル料金

7名以下スペシャル料金

9H

18H

9H

18H

9H

18H

 項目 平日

 1000/人

1750/人

750/人

1500/人

850/人

1600/人

週末   1500/人

2500/人

1250/人

2250/人

1350/人

2350/人

その他 費用

9H

18H

キャデイフィー

一対一

150/人

200/人

カート代

2人乗り

250/台

400/台

1人乗り

200/台

300/台

保険料

 

15/人

10/人

皆様、是非チャレンジしてみて下さいね~♪

8名以上グループでの参加は、現地への渡航費用がお得です。

詳しくは、当社へお問合せ下さい。

09年の訪日中国人数、2年連続で100万人を突破!過去最高を記録

 2010年1月25日、華字紙・中文導報は、09年の訪日中国人数は前年比0.6%増の100万6200人に達し、過去最高を記録したと報じた。世界不況と円高、新型インフルエンザの影響で訪日外国人数は6年ぶりの減少となったが、中国だけが唯一好調だった。

 日本政府観光局(JNTO)が発表した最新の統計(推計値)によると、09年の訪日外国人数は前年比18.7%(156万900人)減の678万9900人。1950年の統計開始以来、2番目に大きい下げ幅となった。

 国・地域別で見ると、1位は韓国の158万6900人(前年比33.4%減)、2位は台湾の102万4200人(同26.3%減)、3位は中国本土、4位は米国の69万9800人(同8.9%減)、5位は香港の44万9700人(同18.3%減)だった。

 JNTOによると、04年から毎年約10%ずつ増加し、08年には過去最高の835万1000人を記録。08年8月から09年10月まで15か月連続で減少を続けたが、12か月以上連続して前月割れが続いたのは、プラザ合意による円高が響いた85年10月~86年歓迎光臨(富士山五合目)10月以来2度目となった。

人民元レート、5%引き上げの可能性

ゴールドマンサックス・グループのチーフエコノミスト、ジム・オニール氏は23日、英ロンドン市内で、中国当局は人民元のレートを一気に5%程度引き上げることを検討しているだろうと述べた。中国経済網が伝えた。

 オニール氏によると、中国政府は意表をついた措置をおこなうとみられ、レートの引き上げ率は5%かそれ以上になる可能性がある。中国は同時に、人民元レートの変動振幅を現在以上に大きくして、投機マネーの「人民元上昇期待」をそらすという。

 中国は2009年第4四半期(10-12月)に国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比10.7%、通年では8.7%増で多くの市場関係者の予測を上回った。一方では12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.9%の上昇、インフレの可能性を指摘する声も増え始めた。

 オニール氏によると、輸入品の価格を引き下げる人民元レートの引き上げは、インフレ圧力を軽減するためにも有効という。

上海万博開催に伴い、上海市内ホテルの宿泊価格が20%の急上昇へ

上海街並み(イメージ) 2010年1月21日、旅行手配やホテルの予約業務などをネット上で展開する携程旅行網によると、上海万博開催期間中は周辺ホテルの宿泊価格が平均20%近く値上がりする見込みだという。武漢晩報が伝えた。

 関連部門のデータでは、上海万博の開催期間中、ホテルなど宿泊施設の利用者は1日平均50万人に上ると予想されている。現地の宿泊施設のベッド数から考えると、平日の月曜~木曜はほぼニーズを満たすことができるが、週末や上海万博協会指定の特別日(5月の連休、10月の国慶節の連休、万博閉幕前の1週間)は、5万~10万人分のベッド数が不足する見込みだという。

 こうした事情を背景に、上海に数百軒ある万博協会提携ホテルの価格が上昇し、上昇幅は平均約20%に達すると予想されている。現段階でもすでに、国際的に有名なホテルはオリジナル宿泊プランを打ち出しており、価格が8~19%上昇。5つ星ホテルの価格は平均1400元(約1万8800円)、4つ星ホテルは平均700元(約9400円)程度になっており、中クラスのホテルは平均11%以上値上がりしている。

 また、ホテルの所在地によっても値上がり幅が異なっている。万博会場沿線や地下鉄沿線のホテルは平均25%前後値上がりして280~350元(約3800~4700円)に、ビジネスホテルは平均約18%の値上がりとなっている。

 この時期、上海へ出張や旅行をご予定の方は、『会場沿線のホテルは5月ごろにはベッド数が不足するだけでなく、価格も上昇するため、早めの予約』をお勧めします。

上海航空が25日に上場廃止へ

 先日は日本の大手航空会社が経営破綻を報じたが、22日付信息時報によると、中国・上海航空の上場廃止が25日に決まった。同社は東方航空の100%子会社になると両社が21日に発表した。上海航空は事実上、中国東方航空の100%子会社になる。

 上海航空の設立は1985年。02年10月11日に上海証券取引所に上場した。初値は7.13元。上場期間は約7年3カ月で、最安値は06年に記録した2.28元、最高値は07年の22.20元だった。

 07年には経営不振が表面化し、同年は5億元(22日為替レートで約65億8000万円)、08年には13.62億元(約139億2000万円)の赤字。09年第3四半期(7-9月)には負債率が93.1%にまで拡大した。

 上場廃止・東方航空子会社化にともない、上海航空株主は1株当たり1.3株の比率で、東方航空株式に交換できる。または、国家開発投資公司が1株当たり5.50元で買い取る。上海航空の子会社化に異存がある東方航空株主に対しても、国家開発投資公司が東方航空株式を1株当たり5.28元で買い取る。

 上海航空の1月11日終値は7.27元で、1株当たり5.50元の買い取り価格では24.3%程度の損失になる。東方航空株式も現金化で損失が出るので、上海航空株主の多くは東方航空株式への交換、東方航空株主は保有を続けることを選択する可能性が強い。

 日本は、東京(羽田)・大阪(関西)・富山からの就航便はあるが、名古屋からの就航には大手航空会社に阻まれ、困難かも知れない。

 上海航空公司新体制になる上海航空のブランド名などは残すとされている様だ。

芸妓さんが中国圏の方をお迎えします

 2010年1月20日、日本の華字紙・中文導報は、福井県あわら市で芦原温泉の芸妓(げいこ)を対象にした「中国語おもてなし研修会」が開かれ、約10人の芸妓が参加したと報じた。

 同県は1月下旬から中国人客のツアーや浙江省の福井県観光大使の視察が予定されているほか、6月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)でも中国や東南アジアから多数の来賓を迎える予定。そのため、同連盟が芦原温泉芸妓組合の芸妓を対象に主催した。講師は県国際・マーケット戦略室の金昆(ジン・クン)さんが務め、「いらっしゃいませ」「灰皿」「トイレ」「焼酎」などの単語の発音を練習した。

 芸妓のさくらさん(54)は「長引く不況でお客様の数はどんどん減っている。今後は中国人客の増加に期待したいので、勉強を始めた」と話した。あわら市観光商工課によると、芦原温泉の年間宿泊者は91年の136万人をピークに年々減少を続け、08年には84万人にまで落ち込んだ。09年はさらにこれを下回ると見られている。

  同芸妓組合の理事長で芸妓の福千代さん(69)は、「中国語は難しいけど、自己紹介とお酒の名前くらいは言えるようにしたい。中国人客がこの温泉街に活気を運んでくれると良いと思う」と意気込みを語っていた。

 古くからの日本文化のひとつではあるが、日本人でもあまり芸妓文化に触れる事はなかなか無いものなんです・・・。