Archive for 4月, 2013

アモイで遊覧観光へリ運行開始 

 福建省アモイ市で遊覧観光ヘリコプターが運行を開始したと東方早報が伝えている。
 この遊覧ヘリは上海の上海金匯通航社が運営するもので、現在既に3機が導入され遊覧観光業務を開始しているとのこと。
 飛行時間は15分で料金は1人1880元と少々お高い値段となっているが、厦金湾のヘリポートを出発した後、環島東路を超え厦門大学、鼓浪嶼などの観光スポット巡る約42キロの距離の空中散歩を楽しめるとのこと。
 ヘリの乗客定員は4名で、運営会社では遅くとも前日までには予約してほしいとしている。
 この遊覧ヘリ運営会社は今後上海でも遊覧ヘリの運行を目指しているが、上海は飛行空域に余裕がなく、発着に適したヘリポートも見当たらないため実施できるのは当面先になるだろうとしている。

上海でのH7N9型は沈静化か?3日間新規感染報告なし

  上海市では鳥インフルエンザH7N9型が沈静化状況にあるようだと東方早報が伝えている。
 上海市衛生計画育成委員会が23日午後に発表したところによれば、上海市では3日連続で新規の患者報告例がなかったとしている。
 但し、山東省では23日に36歳の棗庄の男性の感染が判明し、山東省から初めての感染例となり、症状が重い状況であることが報告されているとのこと。
 また浙江省では4月17日に発病が確認された86歳の杭州の男性が昨日23日に亡くなったことが報告されたほか、新たに62歳の農家の男性と84歳の男性への感染が確認されていて何れも症状は重いとのこと。
 さらに安徽省でも91歳の男性の感染が確認され、症状が重い状況だとしている。
 なおこれらの新規に確認された4名と接触があった周囲の人間を診察したところ、何れも異常は見られなかったとしている。

ガソリン・ディーゼル油が25日零時より値下げ

   
  国内の石油製品の価格が明日25日零時より値下げされると人民網が伝えている。
 国家発展改革委員会が24日17時に発表した通知によれば、明日25日午前零時より国内のガソリンについて1トンあたり395元の値下げ、ディーゼル油については1トンあたり400元の実施するとしている。
 これに基づきスタンドの末端価格を算出すると、90号ガソリンはリッターあたり0.29元の値下げ、0号ディーゼル油は0.34元の値下げとなるとのこと。
 今回の石油製品の価格変更は2013年に入ってから3回連続の値下げ調整で、石油製品価格決定の新制度が実施されてから初の適用となる。

中国東方航空機が初の国産バイオ燃料飛行に成功

    24日早朝、中国東方航空のA320旅客機が初めて国産バイオ燃料を使用した飛行に成功したと新華網が伝えている。
 24日午前5時に中国民用航空局によって国内で自主開発されたバイオジェット燃料を確認した後に飛行許可が出され、その燃料を注入した中国東方航空のA320型旅客機が5時23分に上海虹橋国際空港を離陸した。
 機体は85分の飛行テストを終えたあと、7時08分に無事虹橋空港に舞い戻りテスト飛行は無事成功したとのこと。
 関係者によればバイオ燃料による航空機燃料の実用化は、世界の航空燃料の方向に大きな影響を与えるとしており、今回の試験飛行の成功は中国のバイオ燃料研究開発において、大きな突破口を開いたとしている。
 今回の成功により中国は、アメリカ、フランス、オランダについで4番目のバイオ航空燃料の自主開発成功国家になったとしており、年間2000万トン近い航空燃料を消費する中国にとってバイオ燃料は燃料資源問題や環境問題の解決のための切り札として大きな期待が寄せられている。

春秋航空のCAの制服がメイド服に?

  中国春秋航空が客室乗務員はメイド服と執事姿で乗客にサービスを提供すると発表したことについてネット上で議論が巻き起こっていると東方早報が伝えている。
 先日、春秋航空が同社運航する虹橋空港発着の一部のフライトにおいて中国大陸初のテーマフライトを実施し、客室乗務員はメイド服と執事姿で乗客にサービスを提供すると発表した。
 この情報が発表された途端に各方面から注目を浴びた反面、乗客や客室乗務員の自尊心を完全に無視ししているとの非難がネット上で巻き起こっているとのこと。
 メイドブームの発祥の地の日本ではメイドカフェなどで観光案内なども行っていることから、春秋航空側のアイデアも理解できないわけではないが、国情や文化が違うためメイドサービスは中国の文化にそぐわないだろうと指摘している。
 かつて台湾のエバー航空がハローキティジェットを運行していたことがあったが、このようなテーマフライトは世界の中でも例は多くなく、今回の「メイドフライト」が実施されれば中国大陸初のテーマフライトとなるとのこと。
 春秋航空では、このメイド服サービスは今年実施するテーマフライトの一つであり、今年は食品をテーマにしたフライトなど各種の特色あるフライトサービスを実施する計画だとしている。

上海モーターショーが開幕、一般公開は23日から

  地球上最大の自動車の祭典、2013年の上海モーターショー(第15回上海国際汽車工業展覧会)が今日20日に開幕したと東方早報が伝えている。
 第15回上海モーターショーは4月21日から29日までの9日間の日程で上海新国際博覧中心で開催され、世界18の国と地域から約2000のメーカーが参加して行われる。
 今回のモーターショーにはおよそ1300台の車両が展示され、このうち111台が世界初公開の車種で、95台のエコカーも展示される。
 主催者によれば今日はメディア公開日、21・22日はディーラーなど関連業者向け公開、一般公開は23日から29日となっていて80万人の来場が予想されているとのこと.

上海の浦東・虹橋空港間にシャトル鉄道の計画

   
             上海の2大空港である浦東・虹橋の両空港を結ぶ快速シャトル鉄道が計画されていると東方網が伝えている。
 これは昨日開かれたアジアビジネスジェット展覧会の明らかにされたもので、現在上海ではビジネスジェットに対する対応能力を強化しており、3~5年以内に年間の発着枠を現在の年間6000回から2万5千回に高める計画であるとしている。
 また併せて上海市政府では浦東国際空港と虹橋国際空港を結ぶ快速シャトル鉄道を建設し、両空港間をおよそ30~40分程で繋ぐ計画を検討しているとしていて、現在の地下鉄2号線利用をして2時間かかる両空港間の時間距離を大幅に縮めたいとしてる。
 現在上海の空港では年間3800回のビジネスジェットの離発着があり、全国の3分の1を占めるほどになっているとしており、毎年増え続けているという。
 ただ空港の収容能力が現在極限まで来ていることから、虹橋空港では4000㎡の格納庫を新設する予定で、これをビジネスジェットの停泊に充てたいとしている。
 また浦東空港でも現在3本の滑走路があるが、これにさらに2本追加して一部をビジネスジェット用に提供する計画があるとのこと。
 快速シャトル鉄道とビジネスジェットへの対応で、都市としてのビジネス機能が空港機能の充実によってさらに高まることが期待されている。

労働節連休は4月29日~5月1日の3日間、28・29日は出勤日

  
  今年の中国の労働節連休は4月29日から5月1日までの3日間だと中国網路電視台が伝えている。
 北京市政府によれば、今年の労働節は4月29日~5月1日となり連続3日間の公休日となるとしている。
 またこの代わりとして4月27日(土)と28日(日)は出勤日となるので通常業務を行なうとしていて、これにより労働者は4月22日から4月28日までの連続7日間の出勤となるとしている。
 また北京市が実施している市内への自動車の乗り入れを制限するナンバー規制については、労働節連休の3日間と28・29日の週末ともに実施せず、連続5日間の規制なしの状態となるとしている。

宋三姉妹の生家が今日から無料公開

    宋慶齢ら三姉妹が生まれた上海市川沙の宋氏の旧宅が復元され今日16日から市民に一般開放されることになったと東方早報が伝えている。
 宋慶齢、宋美齢、宋靄齢の三姉妹や、宋子文など現在の中国の歴史に多大な功績や影響を残した宋氏の家族の父、宋嘉機はキリスト教メソジストの宣教師であったが1890年に宣教活動を止めたあと上海市川沙に住みつき、1904年に市内に移るまで14年をここで凄し、その間に生まれた宋慶齢らは幼少期をこの地と家で過ごした。
 旧宋氏邸は現在の新川路218号にあり、今日16日から午前9時から16時までの時間帯に1日50名限定で一般無料公開されるとのこと。
 団体での予約も受け付けるが必ず事前予約が必要で、1日10団体を上限とするとしている。

中国最大の商品見本市~第113回広州交易会15日開幕

 報道によると、第113回広州春季交易会が15日より、広州市の中国輸出入商品交易会展示館(中国広州海珠区閲江中路380号)で開催される。開催期間は次の通り。

第一期:4月15日-19日 9:30-18:00
第二期:4月23日-27日 9:30-18:00
第三期:5月1日-5日 9:30-18:00

 交易会期間中は広州市内のホテル、レストランの多くは通常より高い交易会料金となり、予約も難しくなる。交通機関も混雑するので旅行、出張の際はご注意を。
第113回広州交易会官制公式ホームページ
http://www.cantonfair.org.cn/cn/index.asp
日本語版
http://www.cantonfair.org.cn/japanese/index.shtml