Archive for the ‘社会・文化活動’ Category

上海移動が6月から4G接続テスト実施へ 

  上海のデータ通信もいよいよ4Gの時代がやってくると東方早報が伝えている。
 中国移動上海によれば、6月1日からTD-LTEと呼ばれる第四世代通信技術の試験テストを開始し、上海で5000名のモニターを募集しMIFI(携帯式無線ルータ)を通じて、高速ネットワーク接続を体験してもらう実験を行うとしている。
 これを受け早速昨日の記者会見席上で初めて登録受付が実施され4Gネットワークの最初の体験者が決定したとのこと。
 また記者会見会場周辺では、TD-LTEのデモンストレーションなども実施されサーバーを通じてリアルタイム映像転送などが実演され、バス停などのリアルタイム情報モニターなどへの技術利用の期待が寄せられた。

上海市で年内にもPM2.5予報開始へ 

   上海市が年内にも大気汚染を予測する「PM2.5予報」を開始することになったと東方早報が伝えている。
 上海市環境保護局の関係者によれば、世間で注目の集まっている大気汚染のPM2.5物質について、年内にも気象部門と協力して24時間先までの汚染予報を出す準備を行なっているとのこと。
 更に数年後には48時間予報も出せるような準備を出したいとしている。
 ただ、本来必要な大気汚染状況の改善については今年の4月に緊急対策案が出たものの、PM2.5の場合は発生源が非常に多岐かつ広範囲にわたって複雑であるため、改善には一定の時間が必要で、長江デルタ全体などでの広範囲での協力体制が欠かせないと話したとのこと。

上海ディズニーランドの名称が正式に確定

  
  現在建設が進んでいる上海ディズニーランドの名称が、中国名「上海迪士尼楽園」に正式確定されたと東方早報が伝えている。
 上海市計画国土資源管理局によれば、浦東新区に建設中の上海ディズニーランドの名称を「上海迪士尼楽園」に正式決定したとしている。
 その理由としてある専門家は「迪士尼」は元々英語の「Dsney」の発音から来る当て字ではあるが、中国語上で変な意味を持っているわけでもなく、既に広く知れわたっているため、そのままテーマパークの名称としても使用されることになったのだと分析している。
 上海ディズーニーランドは計画面積7平方キロメートルのうち第一期分3.9平方キロメートルが現在建設中で、テーマパークを含む、ホテルやショッピングモールなどの総合レジャー施設エリアとなる予定で、2015年に開園が予定されている。

中国電信が国際ローミング費を50%値下げ 

    中国から日本などの国外に出た時に携帯電話の通話料にかかる国際ローミング費について、中国電信が5月1日零時から大幅な値下げを行なったと鳳凰網が伝えている。
 今回国際ローミング費が値下げされた対象国は日本の他、香港、マカオ。台湾、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、韓国、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、エジプト、南アなど。
 これらの国から中国大陸へ電話をかけた場合のローミング費を含めた通話料は香港からは0.79元/分、アメリカ・台湾・韓国では0.99元、イギリス・ドイツ・フランスでは1.99元/分、日本・ベトナム・オーストラリアなどでは2.99元/分となる。
 なおこれらのローミング費の適用は、携帯電話で「天翼UIMカード」を使用している必要があり、もし天翼UIMカードを使用してない場合は中国電信で交換に応じてくれるとのこと。 

アモイで遊覧観光へリ運行開始 

 福建省アモイ市で遊覧観光ヘリコプターが運行を開始したと東方早報が伝えている。
 この遊覧ヘリは上海の上海金匯通航社が運営するもので、現在既に3機が導入され遊覧観光業務を開始しているとのこと。
 飛行時間は15分で料金は1人1880元と少々お高い値段となっているが、厦金湾のヘリポートを出発した後、環島東路を超え厦門大学、鼓浪嶼などの観光スポット巡る約42キロの距離の空中散歩を楽しめるとのこと。
 ヘリの乗客定員は4名で、運営会社では遅くとも前日までには予約してほしいとしている。
 この遊覧ヘリ運営会社は今後上海でも遊覧ヘリの運行を目指しているが、上海は飛行空域に余裕がなく、発着に適したヘリポートも見当たらないため実施できるのは当面先になるだろうとしている。

上海でのH7N9型は沈静化か?3日間新規感染報告なし

  上海市では鳥インフルエンザH7N9型が沈静化状況にあるようだと東方早報が伝えている。
 上海市衛生計画育成委員会が23日午後に発表したところによれば、上海市では3日連続で新規の患者報告例がなかったとしている。
 但し、山東省では23日に36歳の棗庄の男性の感染が判明し、山東省から初めての感染例となり、症状が重い状況であることが報告されているとのこと。
 また浙江省では4月17日に発病が確認された86歳の杭州の男性が昨日23日に亡くなったことが報告されたほか、新たに62歳の農家の男性と84歳の男性への感染が確認されていて何れも症状は重いとのこと。
 さらに安徽省でも91歳の男性の感染が確認され、症状が重い状況だとしている。
 なおこれらの新規に確認された4名と接触があった周囲の人間を診察したところ、何れも異常は見られなかったとしている。

ガソリン・ディーゼル油が25日零時より値下げ

   
  国内の石油製品の価格が明日25日零時より値下げされると人民網が伝えている。
 国家発展改革委員会が24日17時に発表した通知によれば、明日25日午前零時より国内のガソリンについて1トンあたり395元の値下げ、ディーゼル油については1トンあたり400元の実施するとしている。
 これに基づきスタンドの末端価格を算出すると、90号ガソリンはリッターあたり0.29元の値下げ、0号ディーゼル油は0.34元の値下げとなるとのこと。
 今回の石油製品の価格変更は2013年に入ってから3回連続の値下げ調整で、石油製品価格決定の新制度が実施されてから初の適用となる。

春秋航空のCAの制服がメイド服に?

  中国春秋航空が客室乗務員はメイド服と執事姿で乗客にサービスを提供すると発表したことについてネット上で議論が巻き起こっていると東方早報が伝えている。
 先日、春秋航空が同社運航する虹橋空港発着の一部のフライトにおいて中国大陸初のテーマフライトを実施し、客室乗務員はメイド服と執事姿で乗客にサービスを提供すると発表した。
 この情報が発表された途端に各方面から注目を浴びた反面、乗客や客室乗務員の自尊心を完全に無視ししているとの非難がネット上で巻き起こっているとのこと。
 メイドブームの発祥の地の日本ではメイドカフェなどで観光案内なども行っていることから、春秋航空側のアイデアも理解できないわけではないが、国情や文化が違うためメイドサービスは中国の文化にそぐわないだろうと指摘している。
 かつて台湾のエバー航空がハローキティジェットを運行していたことがあったが、このようなテーマフライトは世界の中でも例は多くなく、今回の「メイドフライト」が実施されれば中国大陸初のテーマフライトとなるとのこと。
 春秋航空では、このメイド服サービスは今年実施するテーマフライトの一つであり、今年は食品をテーマにしたフライトなど各種の特色あるフライトサービスを実施する計画だとしている。

上海モーターショーが開幕、一般公開は23日から

  地球上最大の自動車の祭典、2013年の上海モーターショー(第15回上海国際汽車工業展覧会)が今日20日に開幕したと東方早報が伝えている。
 第15回上海モーターショーは4月21日から29日までの9日間の日程で上海新国際博覧中心で開催され、世界18の国と地域から約2000のメーカーが参加して行われる。
 今回のモーターショーにはおよそ1300台の車両が展示され、このうち111台が世界初公開の車種で、95台のエコカーも展示される。
 主催者によれば今日はメディア公開日、21・22日はディーラーなど関連業者向け公開、一般公開は23日から29日となっていて80万人の来場が予想されているとのこと.

上海の浦東・虹橋空港間にシャトル鉄道の計画

   
             上海の2大空港である浦東・虹橋の両空港を結ぶ快速シャトル鉄道が計画されていると東方網が伝えている。
 これは昨日開かれたアジアビジネスジェット展覧会の明らかにされたもので、現在上海ではビジネスジェットに対する対応能力を強化しており、3~5年以内に年間の発着枠を現在の年間6000回から2万5千回に高める計画であるとしている。
 また併せて上海市政府では浦東国際空港と虹橋国際空港を結ぶ快速シャトル鉄道を建設し、両空港間をおよそ30~40分程で繋ぐ計画を検討しているとしていて、現在の地下鉄2号線利用をして2時間かかる両空港間の時間距離を大幅に縮めたいとしてる。
 現在上海の空港では年間3800回のビジネスジェットの離発着があり、全国の3分の1を占めるほどになっているとしており、毎年増え続けているという。
 ただ空港の収容能力が現在極限まで来ていることから、虹橋空港では4000㎡の格納庫を新設する予定で、これをビジネスジェットの停泊に充てたいとしている。
 また浦東空港でも現在3本の滑走路があるが、これにさらに2本追加して一部をビジネスジェット用に提供する計画があるとのこと。
 快速シャトル鉄道とビジネスジェットへの対応で、都市としてのビジネス機能が空港機能の充実によってさらに高まることが期待されている。