史上最も長かった今年の上海の夏

  今年の上海の夏は157日間と観測史上最も長い夏となったと東方早報が伝えている。
 気象台の予報によると、今日14日の上海市の気温は21~27℃の予報で、まだ秋入り宣言がされていない状態となり5月11日からの夏期間が157日目を迎えたとのこと。
 この157日という夏期間は2006年と2009年に記録した156日という記録を塗り替えて1873年からの147年の気象観測史上最も長い夏となったとしている。
 しかし、気象台の予報によるとこの長かった夏もようやく終わりを告げる時が来そうで、明日からは北方の強い寒気が北方から侵入し、上海付近の気温は大幅なに下がる見込みとのこと。
 明日の最低気温予想は今日より4℃下がって17℃、最高気温も7℃下がって20℃の予想となっており、明日より1日の平均気温が連続5日間22℃を下回れば、明日15日が秋入りと認定されることになっている。

国慶節7日間の上海市内は恒例の特別ライトアップ

   上海市内では国慶節連休前後に市内全域で恒例の特別ライトアップを行なうと東方早報が伝えている。
 上海市緑化市容局によれば、今年の国慶節連休の9月30日から10月6日までの7日間、18:00~23:00の間、市内全域でライトアップを行なうとしており、カレンダーの都合で昨年の8日間より期間が2日ほど短くなったが、今年は点灯時間を30分延長したとしている。
 また10月7日以降の通常日の観光ライトアップは冬モードの時間帯になり、来年4月30日まで18:00~22:00の間、ライトアップ照明が実施されるとしている。

四川省・海抜3750m~最後の地上の楽園に世界最高の空港

      
   報道によると、四川省甘孜藏族(カンゼ・チベット族)自治州稲城亜丁に今月16日、稲城亜丁空港が開港し、成都から1時間のフライトで”最後の地上の楽園(シャングリラ)”と呼ばれる稲城亜丁に行くことができるようになる。これまでは成都から稲城亜丁までは陸路で2日間を要していた。稲城亜丁は海抜3750メートルなので、稲城亜丁空港は世界で一番標高の高い空港になるという。乗客は1時間のフライト中、空からチベットの雄大な景観を堪能でき、空港の建物も国家級自然保護地区に溶け込むようデザインされているという。

  成都からは毎日1便、成都(T2)06:50発‐稲城7:55着。今後は綿陽、重慶など成都以外の都市へも就航予定で、10月の国慶節には予約状況を見て運航本数を調整する。

来春に新センーアモイの高速鉄道開通へ

    来年の春節前に深セン(広東省)―アモイ(福建省)間の高速鉄道「厦深鉄路」が開通する見込みだと本地宝網が伝えている。
 広鉄集団などによれば、この厦深鉄路の軌道は既に完成し、現在は電気関係の調整を行なっている段階で10月にも試験運転が開始される見込みになっているとのこと。
 通常の試験運行は3ケ月程度のため、このまま順調にいけば2014年の春節前には開通する可能性が高いとしている。
 今回の厦深鉄路が開通すれば、既に開通している浙江省の杭州―温州間の甬台温鉄路や温州―アモイ間の温福鉄路と接続し、東シナ海沿海部の高速鉄道網が完成し、深センー杭州間が現行の16時間から6時間短縮され10時間程度で結ばれることになる。
 ただ関係者によれば、この厦深鉄路は最高速度が300キロで設計され建設されているため、厳密な意味での高速鉄道とは呼べないであろうとも話しているとのこと。

上海市が9月1日から新ガソリン基準を施行、その他の都市も12月から新基準

   上海市が9月1日からガソリンの品質基準を改訂することになったと東方早報が伝えている。
 上海市質量監督局によれば、国家のV(5)次品質基準に基づき、上海市でも来月9月1日より従来の90・93・97号のガソリン基準を改訂し、89・92・95号の呼称に改め、品質も向上させることになるとのこと。
 さらに12月1日からは全国全てのガソリンスタンドで新品質基準のガソリンを提供することになるとしている。
 上海では大気汚染状況の改善が徐々に見られるものの、先進国の状態とは大幅な差が見られることから国のV基準施行開始時期より前倒しして9月1日からの施行を実施することになったとしている。

上海の地下鉄網は年内に新たに100キロ開通へ

  上海市の軌道交通網は今年中に新たに3路線4区間の開通が予定されていると東方早報が伝えている。
 上海市交通運輸港口管理局の関係者によれば、2013年内に新たに11号線の北延伸二期22.8キロ、11号線の花橋延伸5.7キロ、12号線曲阜路―金海路の17.9キロ、16号線の羅山路―滴水湖51.8キロの98.7キロの開通が予定されているとしている。
 またこれらの軌道交通網拡充に併せて、公共バスの路線網の充実に取り組むとしており、上海市の都心部に新たに30路線を新設し、懸案となっている公共交通網から住宅までの「最後の1キロ問題」の解消に向けた整備を行なっていくとしている。
 具体的には各住宅エリアの入り口から50m以内に必ずバス停の設置を求めたり、2万人以上、あるいは1500世帯以上が居住する住宅団地を構築する場合は、公共バスの拠点ターミナルを設置する方針とのこと。
 また路線網の充実だけではなく、運行効率向上や運行間隔の保持の厳格化、軌道交通網との接続強化、さらには自転車とバスの乗り継ぎのための施設の充実などを行ない、市民が利用しやすい公共交通網の整備を目指すとしている。

地溝油が公共バスの燃料に、来年には上海で1000台が利用

   来年からドブ油こと地溝油を原料にしたバイオディーゼル燃料が、上海の公共バスに使用されることになったと東方早報が伝えている。
 上海市食品安全弁公室によると、今年3月1日から正式にレストランなども飲食店における使用済み油などの資源化利用が進められることになり、市場原理により完全リサイクルを目指すことになったとのこと。
 すでに上海市では正規に処理されている地溝油が1日70トンに上っており、2011年の1日20トンに満たなかった当時に比べ、リサイクル化が急激に進んでいる。
 ただこれまでのものは油の処理水準が高くなく、バイオディーゼル燃料の生産は質量ともに十分ではなく、実用としては不十分だったとされる。
 しかしこれについて上海同済大学の研究チームが研究を行なった結果、現在のエンジンを改良しなくても、バイオ燃料と石油精製のディーゼル油の比が1:9の混合燃料ならば、機能性、耐久性、経済性に問題が無いことがわかったとのこと。
 現在上海で処理されている地溝油は年間約3万トンで精製後の量を90%とすると、バイオディーゼル油は2.7万トンが生産可能ということになる。
 上海にはディーゼル油のバス車両が1.5万台あり、年間36万トンのディーゼル燃料を消費しており、仮にこのうち10%を地溝油からのバイオ燃料に置き換えると必要な量は3.7万トンとなり、十分な経済吸引力を持つため、食卓に地溝油が出回る悪循環を避けることが出来ると見られている。
 関係者によれば、上海の公共バスでは既に一部でこのバイオディーゼル燃料の使用を始めており、2014年末にはおよそ1000台のバスがバイオディーゼル燃料を使った運行を行なうとしている.

上海ー寧波間は時間が半分に短縮も運賃は1.5倍に

  7月1日に開通する杭州―寧波間の杭甬高速鉄道の切符が昨日から発売になったが、塘ったつ時間はこれまでの半分になったものの運賃は1.5倍になったと上海熱線が伝えている。
 報道によると杭甬高速鉄道は最高時速350キロの規格で路線設計が行われているが、開業当初は安全を考慮し最高時速300キロを限度に運行が行われるとのことで、上海―寧波間はこれまで3時間あまりかかっていたものが約半減され100分ほどで結ばれることになるとしている。
 ただし、この新路線開通によりこれまでDで始まる列車番号の動車組と呼ばれる最高時速250キロの車両で運行されていたものが、Gで始まる最高時速300キロの列車に置き換えることになるため、運賃も合わせて値上げされることになるという。
 具体的には上海―寧波間はこれまでDタイプの列車の2等席で97.5元だったが、7月1日からはGタイプの列車の2等席で146.5元となり、ほぼ1.5倍に跳ね上がっているとのこと。
 この大幅な値上げに対してネットユーザからは、高速鉄道によって都市間の時間距離が縮まることは素晴らしいことだが、急がない時は1時間余分にかかってもいいから49元を節約したいこともあり、Dタイプの運賃の安い列車を多く残してほしいとの声が上がっている

上海市の汚水処理能力が国内最高水準に

  建設が進められてきた上海市の白龍港汚水処理工場の二期工事が完成し、今月末から稼働することになったと東方早報が伝えている。
 上海市水務局によれば、この白龍港汚水処理工場二期工事は23.6億元を投資して整備が進められてきたが、今月末から稼働できる見込みになり白龍港処理場における汚水処理能力は1日280万トンにも拡大されるとしている。
 これにより白龍港の汚水処理量は上海市全体の3分の1近くを占めるまでになり、年間の処理量は7.3億立方メートルと言うことで杭州の西湖51個分に相当する量になるとのこと。
 また処理済み水の水質についてもこれまでの国家二級から国家一級Bまで引き上げられ、一級Aの最高水準まであと僅かな状況になるとしている。
 上海市では今後更に工場の能力上昇を進め、2015年までには市内の全ての処理済み水の水質を全て国の最高基準である一級Aあるいは一級Bまで引き上げる予定だとしている。

上海市が職場での全面禁煙を推進へ

 上海市が各職場での全面禁煙を推進していくことになると東方早報が伝えている。
 上海市が定めている「上海禁煙条例」では現在のところ、国家機関の会議室や食堂、作業エリアに限って禁煙を求めているが、今後民間も含めて全ての職場での全面禁煙を求めていく形で条例の改正を検討しているとのこと。
 関係機関の調査によれば、屋内の公共場所と職場での全面禁煙に賛同する意見が9割に達しているとしている。
 関係者によると、この禁煙条例によって昨年1年間で法人では181箇所事業所が検挙され罰金総額314300元が課され、さらに個人も80人が検挙され罰金総額6900元が徴収されたとしている。