Archive for 12月, 2010

中国でのファーストフード、「ピザ」が人気急上昇

 2010年12月1日、環球網によると、米フォーブスウェブサイトのブログに11月30日、中国人が最も注目しているファーストフードは「ピザ」だとする記事が掲載された。

 ピザハットが中国に上陸した20年前、中国に住む外国人の多くは「中国人はチーズなどの乳製品が好きではないから、ピザなんて人気が出るはずがない」と思っていた。ところが、予想に反しピザは中国で大ブレーク。特にサラリーマンやOL層からの支持が高い。

 マクドナルドやケンタッキーフライドチキンといったファーストフードの代表選手と比べれば、ピザの店は目立たないものの、現在もその人気を伸ばしている。ピザハットのほか、後発店も続々と増えており、大型チェーン店だけでなく、ノルウェーやスペイン、台湾などからもピザ店が中国市場に参入している。

2022年開催国はどうなる?決定の裏に「2026年・中国」の既定路線

 2010年12月2日、サッカーワールドカップ(W杯)の2018年と2022年の開催国が北京時間の今夜11時(日本時間3日0時)から発表される。中国紙・成都商報は「米国が2022年の開催権を獲得すれば、中国が2026年の開催国になれる可能性が高まる」と報じた。

 2022年の開催権をめぐっては、米国のほか日本、オーストラリア、韓国、カタールがしのぎを削っている。記事によると、米国は当初、2018年を目指していたが、中国が2026年に立候補したことで、2022年に切り替えた。開催国の決定は6大陸の持ち回りが半ば暗黙の了解となっており、2026年の中国開催を既定路線で考えるとすれば、2022年はアジア以外の国という線が濃厚になるためだ。

 中国が2026年に立候補したことに対し、国際サッカー連盟の副主席である韓国の鄭夢准氏は10月、「アジア各国の2022年への立候補に影響を及ぼした。このようなやり方はアジアサッカー全体の団結にマイナスだ」と激しい口調で批判したが、アジアサッカー連盟のハマム会長は先月ドーハで「中国はいつでも開催国になれる。2022年の開催国がアジアに決まっても、中国は2026年、2030年のどちらでも可能だ」と話したという。

 2022年の開催国決定に中国の存在が影響するとの懸念に対し、オーストラリアサッカー協会のフランク・レービ会長は「各国がそれほど中国の開催を念頭に入れているのなら、いっそのこと2026年の開催権を中国にあげてしまえば良いのでは」との考えを示している。

上海で“長蛇の行列”…万博・中国館を改めて一般公開

 上海市内の万博跡地に、「長蛇の列」ができた。万博で最も人気が高かった中国館は、12月1日に再び公開を開始。「会期中には来れなかったが、中国館は見ておこう」という人が殺到した。中国新聞社が報じた。

 中国館は5月末までの再公開する。2011年2月3日の春節(旧正月)と5月1日のメーデーにともなう連休もあり、多くの人がつめかけると考えられる。入場料は20元(約250円)だ。

 12日1日の再公開開始日には、多くの人出を予想してはいたものの、入館者の整理と安全のための持ち物検査などで、係員は大忙しという。