Archive for the ‘旅行情報’ Category

上海の地下鉄網は年内に新たに100キロ開通へ

  上海市の軌道交通網は今年中に新たに3路線4区間の開通が予定されていると東方早報が伝えている。
 上海市交通運輸港口管理局の関係者によれば、2013年内に新たに11号線の北延伸二期22.8キロ、11号線の花橋延伸5.7キロ、12号線曲阜路―金海路の17.9キロ、16号線の羅山路―滴水湖51.8キロの98.7キロの開通が予定されているとしている。
 またこれらの軌道交通網拡充に併せて、公共バスの路線網の充実に取り組むとしており、上海市の都心部に新たに30路線を新設し、懸案となっている公共交通網から住宅までの「最後の1キロ問題」の解消に向けた整備を行なっていくとしている。
 具体的には各住宅エリアの入り口から50m以内に必ずバス停の設置を求めたり、2万人以上、あるいは1500世帯以上が居住する住宅団地を構築する場合は、公共バスの拠点ターミナルを設置する方針とのこと。
 また路線網の充実だけではなく、運行効率向上や運行間隔の保持の厳格化、軌道交通網との接続強化、さらには自転車とバスの乗り継ぎのための施設の充実などを行ない、市民が利用しやすい公共交通網の整備を目指すとしている。

地溝油が公共バスの燃料に、来年には上海で1000台が利用

   来年からドブ油こと地溝油を原料にしたバイオディーゼル燃料が、上海の公共バスに使用されることになったと東方早報が伝えている。
 上海市食品安全弁公室によると、今年3月1日から正式にレストランなども飲食店における使用済み油などの資源化利用が進められることになり、市場原理により完全リサイクルを目指すことになったとのこと。
 すでに上海市では正規に処理されている地溝油が1日70トンに上っており、2011年の1日20トンに満たなかった当時に比べ、リサイクル化が急激に進んでいる。
 ただこれまでのものは油の処理水準が高くなく、バイオディーゼル燃料の生産は質量ともに十分ではなく、実用としては不十分だったとされる。
 しかしこれについて上海同済大学の研究チームが研究を行なった結果、現在のエンジンを改良しなくても、バイオ燃料と石油精製のディーゼル油の比が1:9の混合燃料ならば、機能性、耐久性、経済性に問題が無いことがわかったとのこと。
 現在上海で処理されている地溝油は年間約3万トンで精製後の量を90%とすると、バイオディーゼル油は2.7万トンが生産可能ということになる。
 上海にはディーゼル油のバス車両が1.5万台あり、年間36万トンのディーゼル燃料を消費しており、仮にこのうち10%を地溝油からのバイオ燃料に置き換えると必要な量は3.7万トンとなり、十分な経済吸引力を持つため、食卓に地溝油が出回る悪循環を避けることが出来ると見られている。
 関係者によれば、上海の公共バスでは既に一部でこのバイオディーゼル燃料の使用を始めており、2014年末にはおよそ1000台のバスがバイオディーゼル燃料を使った運行を行なうとしている.

上海ー寧波間は時間が半分に短縮も運賃は1.5倍に

  7月1日に開通する杭州―寧波間の杭甬高速鉄道の切符が昨日から発売になったが、塘ったつ時間はこれまでの半分になったものの運賃は1.5倍になったと上海熱線が伝えている。
 報道によると杭甬高速鉄道は最高時速350キロの規格で路線設計が行われているが、開業当初は安全を考慮し最高時速300キロを限度に運行が行われるとのことで、上海―寧波間はこれまで3時間あまりかかっていたものが約半減され100分ほどで結ばれることになるとしている。
 ただし、この新路線開通によりこれまでDで始まる列車番号の動車組と呼ばれる最高時速250キロの車両で運行されていたものが、Gで始まる最高時速300キロの列車に置き換えることになるため、運賃も合わせて値上げされることになるという。
 具体的には上海―寧波間はこれまでDタイプの列車の2等席で97.5元だったが、7月1日からはGタイプの列車の2等席で146.5元となり、ほぼ1.5倍に跳ね上がっているとのこと。
 この大幅な値上げに対してネットユーザからは、高速鉄道によって都市間の時間距離が縮まることは素晴らしいことだが、急がない時は1時間余分にかかってもいいから49元を節約したいこともあり、Dタイプの運賃の安い列車を多く残してほしいとの声が上がっている

上海市の汚水処理能力が国内最高水準に

  建設が進められてきた上海市の白龍港汚水処理工場の二期工事が完成し、今月末から稼働することになったと東方早報が伝えている。
 上海市水務局によれば、この白龍港汚水処理工場二期工事は23.6億元を投資して整備が進められてきたが、今月末から稼働できる見込みになり白龍港処理場における汚水処理能力は1日280万トンにも拡大されるとしている。
 これにより白龍港の汚水処理量は上海市全体の3分の1近くを占めるまでになり、年間の処理量は7.3億立方メートルと言うことで杭州の西湖51個分に相当する量になるとのこと。
 また処理済み水の水質についてもこれまでの国家二級から国家一級Bまで引き上げられ、一級Aの最高水準まであと僅かな状況になるとしている。
 上海市では今後更に工場の能力上昇を進め、2015年までには市内の全ての処理済み水の水質を全て国の最高基準である一級Aあるいは一級Bまで引き上げる予定だとしている。

上海市が職場での全面禁煙を推進へ

 上海市が各職場での全面禁煙を推進していくことになると東方早報が伝えている。
 上海市が定めている「上海禁煙条例」では現在のところ、国家機関の会議室や食堂、作業エリアに限って禁煙を求めているが、今後民間も含めて全ての職場での全面禁煙を求めていく形で条例の改正を検討しているとのこと。
 関係機関の調査によれば、屋内の公共場所と職場での全面禁煙に賛同する意見が9割に達しているとしている。
 関係者によると、この禁煙条例によって昨年1年間で法人では181箇所事業所が検挙され罰金総額314300元が課され、さらに個人も80人が検挙され罰金総額6900元が徴収されたとしている。

上海市が市内の優秀写真スポット21カ所を初選定

  上海市が初めて上海市らしい写真の撮れる景勝地21カ所を初選定したと東方早報が伝えている。
 今回の選定は上海市旅遊局と文化局が共同で選定したもので、市内21カ所の歴史的雰囲気を感じさせる建物など21カ所が選定された。
 今回選定されたのは、中華芸術宮(旧上海万博中国館)、上海科技館、東方緑舟、朱家角古鎮、楓涇古鎮、古猗園 、上海環球中心展望台、歓楽谷、辰山植物園、上海国際客運中心、上海国際時尚中心、新場古鎮、月星環球港、上海港呉淞客運中心、聞道園、1933老場坊、老碼頭、思南公館、和平飯店、浦江飯店、外灘茂悦大酒店の21カ所。
 今回選定された場所は、観光スポットとして魅力であることはもちろんの事、上海市の文化産業の発展にも大きな影響のある個所が選定されているとしている.

上海市が市内の優秀写真スポット21カ所を初選定

  上海市が初めて上海市らしい写真の撮れる景勝地21カ所を初選定したと東方早報が伝えている。
 今回の選定は上海市旅遊局と文化局が共同で選定したもので、市内21カ所の歴史的雰囲気を感じさせる建物など21カ所が選定された。
 今回選定されたのは、中華芸術宮(旧上海万博中国館)、上海科技館、東方緑舟、朱家角古鎮、楓涇古鎮、古猗園 、上海環球中心展望台、歓楽谷、辰山植物園、上海国際客運中心、上海国際時尚中心、新場古鎮、月星環球港、上海港呉淞客運中心、聞道園、1933老場坊、老碼頭、思南公館、和平飯店、浦江飯店、外灘茂悦大酒店の21カ所。
 今回選定された場所は、観光スポットとして魅力であることはもちろんの事、上海市の文化産業の発展にも大きな影響のある個所が選定されているとしている.

端午節連休に上海の両空港から出入境は24.2万人

    今回の端午節連休に上海の両空港から出入境した人が24.2万人だったと上海市公式サイトが伝えている。 上海空港出入管理局によれば、今回の端午節連休中に出境した人は13.1万人、入境した人は11.1万人おり計24.2万人に達したとのことで、前回の労働節連休より3.1万人増加したとしている。
 このうち上海浦東国際空港における出入境者は20.1万人となり出入境のフライトも1339回に達し、何れも4月の清明節連休や5月の労働節連休を上回ったとしている。
 この海外への出境が盛況だった原因について関係者は、このあと9月の中秋節まで連休が無い事や、暑さが観光シーズンの旅行熱を後押ししたため、さらには大学入試が終了したという反動もあって、海外旅行者が増えたと分析している。

青島は中国最大の郵船(豪華客船)母港の建設が完成!

 
青島は中国最大の郵船(豪華客船)の母港の建設が竣工し、2014年より起用されます。
 
敷地面積35Ha、投資50億元、3つの郵船専用バースを持ち、長さは1000mを超えます。
 
これで、世界最大級の客船、22.5万トン級の海洋オアシス号が寄航可能になります。
 
2014年より、コースター、ロイヤルキャルビアなど青島多くの郵船が青島出入港することを見込まれます。
 

6月23日の夜は今年最大の満月

  6月23日の夜は、今年最大かつ最も明るい満月の夜になると東方早報が伝えている。
 上海天文台の関係者によれば、6月23日の夜19時頃に月と地球の距離が35.7万キロまで最接近し、月と地球の平均距離38.4万キロに比べ2.7万キロも近づくことから、今年最大かつ最も明るいの満月が観察できるとしている。
 これは月の公転軌道が正確な円ではなく、やや楕円状態になっている為に起きる現象で、地球から見える月の直径角も33.5分と平均の31分を上回るはずとのことだが、残念ながら肉眼でその差を見分けるのは難しいが、今年で一番観察しやすい状態になるのは確かなようだ。
 あとは天気が天気が晴れてくれるのを祈りましょう。