Archive for 1月, 2011

中国春節期間中の鉄道切符発売-駅窓口ごった返す

 見渡す限りの人、人、人。順番に並ぶよう指導する警察官もその熱気に押され気味だ。2月3日に迎える春節(旧正月)期間中の鉄道切符の販売が始まり、中国・上海駅の窓口でも9日、古里への切符を求める人々でごった返した。中国メディアによると、中国鉄道省は1月19日~2月27日までの40日間の鉄道輸送人数を、約2億3000万人(前年同期比12.5%増)と予測している。中国では鉄道網の整備に伴い、春節の大移動は年々増加傾向にある。北京や上海などの大都会で暮らす出稼ぎ労働者にとって、春節は生まれ故郷で家族と新年を迎える大切な休み。人々は望郷の念を募らせながら、いつ順番が来るとも分からない行列に延々と並ぶ。

北京~上海間の高速鉄道、2011年6月に前倒しで開通

 中国鉄道部の劉志軍部長は、全国鉄道工作会議で、「国務院の北京・上海間高速鉄道(京滬旅客専用線)建設指導チームの第4回会議の主旨では、同高速鉄道は2011年6月に前倒しで開通することになった」と述べた。上海から北京までの所要時間は現在の10時間から4時間に短縮される。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 北京・上海間高速鉄道は全長1318キロ、投資額2209億元で、世界でもっとも距離が長く、時速が速く、レベルの高い高速鉄道だ。08年4月の着工時には総工期5年、13年の完成を予定していたが、各区間で建設スピードが上がった。

 運営初期の時速は300キロ、すべて高速動力ユニット車を採用し、年間旅客輸送量は片側8000万人を見込んでいる。劉志軍部長は、「北京・上海間高速鉄道は開通後の運営状況を見て、時速380キロの次世代高速動力ユニット車を導入する。年間旅客輸送能力は、現在の北京・上海間鉄道の2倍を超える片側8000万人となる」と話した。

上海ディズニーランドに1兆円超の政府投資、オリエンタルランドの運営参画も交渉中

 2011年1月6日、2015年に開業を予定している上海ディズニーランドの建設プロジェクトについて、上海市政府筋の資料から、その投資額が250億元(約3100億円)にのぼることがわかった。100平方キロメートルにわたる周辺地区の開発も含めると1000億元(約1兆2564億円)を超え、上海万博をも上回る一大プロジェクトになる。人民日報の報道。

 上海市東部郊外に2015年開業予定のディズニーランド。敷地面積は7平方キロメートルだが、周辺地区の付帯プロジェクトを含めると、同園にかかわる総面積は107.1平方キロメートルに及ぶ。その資金1000億元のほとんどは上海市政府が投じるもので、大部分はインフラ建設に使われる。

 この政府の巨額投資が、民間企業による投資や外資の呼びこみを促進すると期待されている。周辺地区に映画撮影スタジオ、イベント展示場、ホテル、ショッピングセンターなど、付帯設備の建設に食指を動かす企業は少なくなく、すでに香港、英国、地元の企業が具体的に動いていると報道では伝えている。

 すでに起工している同園、現段階では園中心部に人工湖、東西南北の四方それぞれに人工河川、建設作業の本格化に必要な道路を建設中で、道路の完成をめどに今年5月から本格的な建設に入るようだ。2014年6月には完工予定。

 開園後の経営については、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが参画するとの情報がある。現在、米ウォルト・ディズニー社に打診中の段階だが、東京ディズニーリゾートがこれまで打ち立ててきた成功モデルに、米本社も大きな信頼を寄せているとのこと。人材育成やローカル文化を適切に取り入れた運営スタイルが評価されている。現在のところ、上海ディズニー側には事実関係の確認は取れていない。

北京、上海市民に台湾個人旅行解禁へ

 2011年1月4日、北京と上海の市民を対象に、個人による台湾旅行が近く解禁される見通しだ。中国の墓参の季節である清明節(4月5日)前後になるとみられる。

 当初は1日当たり500人に限定するほか、年間所得が15万元を超えること、銀行発行のゴールドカードを保有するなど5つが条件。ビザの有効期間は3カ月となる。

中国へのお得な旅情報(2011.1.11~4.20)

中国各地へのお得な旅をご案内します。航空券とホテルが付いたプランです。(名古屋発;2011.1月11日~4月20日)

□北京 3日間または4日間 33,800~66,800円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 □上海 3日間または4日間 29,800~57,800円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 □大連 3日間または4日間 49,800~85,800円

(大人お一人様/Cグレードホテル/エコノミークラス/2名1室利用)

 □香港 3日間または4日間 72,800~137,800円

(大人お一人様/ハーバープラザホテルクラス/エコノミークラス/2名1室利用)

 □台北 3日間または4日間 34,800~89,800円

(大人お一人様/ファーストホテルクラス/CIエコノミークラス/2名1室利用)

 ※    旅行代金には燃油サーチャージが含まれておりますが、空港諸税が別途必要です。 詳しくはお問合せ下さい。

【名古屋中華商会】~木曽スキーツアーリポート

诸位:
新年好!滑雪活动承蒙大家大力支持,圆满地画上了句号。关于滑雪的报道除了领馆网页上刊登以外,长野当地的新闻媒体也作了报道,现在转发大家。另外,[中日商报]也将会在近期刊登出相关消息,敬请诸位关注阅览。
中国人スキーツアー..木曽スキー(10.12.27付け新聞記事)
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名古屋中华商会

王 立保(オウ リッポ)
TEL:052-387-5168
FAX:052-387-5169
wanglb@nit-jp.com
http://www.nit-jp.com
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日本政府、中国人観光客にマルチビザ発行の方針

 中国網日本語版(チャイナネット)は4日付で、日本政府は中国人観光客に対し、有効期限内なら何回も使えるビザを導入する方針を固めたと報じた。購買力の高い中国人観光客を集め、外貨収入を増やすためで、すでに前原誠司外相と溝畑宏観光庁長官は具体的な協議に入っており、2011年夏から実施される見込みだ。

 日本政府は中国の中間層の日本観光を誘致するために、10年7月には個人観光ビザの発給条件を年収25万元(約310万円)以上から6万元(約74万円)以上、あるいはゴールドカード所持者に緩和した。ビザの手続きをする大使館や領事館も、北京、上海、広州の3カから全国7カ所に増えたが、今発行されているビザは1度しか使えない。

 10年、来日した外国人観光客は約680万人。日本政府は10年6月に、2020年までに来日する外国人観光客を2500万人まで引き上げるという新しい目標を掲げた。外務省によると、10年に中国人観光客に発給したビザの件数は史上最多の39万件だった。

上海万博、フランス館などパビリオン5館の保存が決定

 2011年1月2日、上海万博の人気パビリオン5館が取り壊さずに保存されることが決まった。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

 上海万博事務局によると、保存されることが決まったのはサウジアラビア館、イタリア館、スペイン館、ロシア館、フランス館の5館。すでに各国から中国側に寄贈されているとのこと。その使い道はまだ決まっていないようだが、引き続き何らかの展示館として活用したり芸術家のアトリエにしたりするといった案が出ているという。同局の丁浩(ディン・ハオ)副局長は、「保存というのは永久保存ではなく、10年か20年もしくは50年ほど保存されるという意味」と説明している。

 上海万博は昨年10月31日に閉幕し、その直後から各国スタッフによるパビリオンの撤去作業が進められている。最も早かったのは11月下旬に取り壊しを終えたカザフスタン。日本や韓国のパビリオンも取り壊しが始まっているという。